入院四十二日目 〈退院〉

夜中の3時に目が覚めた。

お腹が張ってる。
痛みがずっと、続いている。
軽く唸る程度の痛みとはいえ、なんかおかしい。
吐き気も始まったけれど、いつもの胃酸過多とは違う感じがしていた。

まさか。
まさかまさか。


いきみ逃しの呼吸法で、張りを収めようとするのだけど、何度やっても変わってくれない。
吐き気を収めるために、温かいお茶を飲んだり、ガスターを服用したりしてみても、全然変化がみられない。

やっぱり。
きた?



6時の検温で、助産師さんに張りと痛みを伝えると、急遽NSTとなりました。
そりゃあ、そうよね。
「張りの間隔は?」
と聞かれて
「ゼロ。」
って答えちゃったんだもん。←バカ

弱い痛みの中でも、機械は正確にデータを拾い取ってくれ、5分間隔の微弱陣痛であることが判明いたしました。
助産師さんは点滴の再開か、ルテオニンの内服再開かと言っていたけど、先生の判断ではこのまま治療は続けないだろうなぁ・・・と、想像していました。
だって、今日は35w6d。
翌日から、切迫早産の治療が、実費治療となる訳ですよ。
この週数まできたからには、産まれてしまっても、大差ない訳ですよ。
1日でも長くお腹に入れておきたい母心と、早産でも平気と思う医療者(先生)側との、食い違いが発生しつつあるのが、最近の苛立ちの原因の一部なのでした。


そんなこんなで、NSTの結果を見た先生が、急遽診察してくれました。
グリグリと探られ(痛い)、言われたのは
「子宮口が3センチ開いていますね。退院しますか?」
とのお言葉。
抜糸して、点滴外せば、影響あるはずよねぇ。
微弱陣痛であることも、子宮口の開きも、想像はついていたんだけど、私の答えも決まっていました。
「1日でもいいから、帰りたいんです。」

色々と調べすぎて、沢山の人から話を聞き過ぎて、私のような状態でも、しばらく時間がある気がしました。
先生は帰宅してからのトンボ帰りもあり得ると言っていたけど、助産師さんはそのまま2週間は過ごせちゃう人がいるからねぇと、言ってくれたし。

ただもう、たとえ30分でも構わないから、家に帰りたかったのです。
1ヶ月半もの入院は、自分だけじゃなく、周りにも大きな影響を与えている気がしていたのです。


旦那に迎えに来て貰い、微弱陣痛と闘いながら帰宅しました。
やっぱり気が紛れる分、痛みも薄れて感じられます。
不安だらけでも、家で産気づくのが一番よねー。
と、リビングの扉を開くと、ワンコが・・・


ワンコが・・・



う゛~~~~~~~~


視界に入っているのは、私ひとり。
まさか、不審者と思われるほど、忘れられてるとは。
呆気にとられて見つめていると、途端に笑顔を作って走り回り、長く長ーく文句を言い続けていました。
顔も凄く舐められました・・・。



嬉しかったけど、一回り太っていたのはショック。
あと、カーペットもボロボロ。
この程度で済んだのを、喜ぶべきなんでしょうかね。
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by keiko110 | 2008-10-01 22:46 | マタニティ | Comments(2)

Commented by くまこ at 2008-10-03 16:15 x
おかえり~。
やっぱ我が家がいいよね。
どんなに高カロリー摂取でも、長い長い入院生活の
あとなら、ちょっとは許されるんじゃない?(苦笑)

赤ちゃん、もう少しおなかにいてくれるといいね。
医者はいつでもOkというけど、親としてはちょっとでも
中で大きくなってから産みたいもんね。
Commented by keiko110 at 2008-10-03 22:34
ただいま!!!
病院の中は安心できるけど、心の底からリラックスできないもんね☆
不便な事だらけだけど(カロリー計算とか・汗)、家で過ごせるのは本当に嬉しいよ。

これから先は、中の人の気分次第だよね。
産みの苦しみを散々に味わわせてくれるほど大きくなるのか、はたまた、ツルンと適度な大きさで出てくれるのか(笑)わからないけど、大きな赤ちゃんは、やっぱり憧れです。
まぁ、適当なところで出てくれれば、嬉しいんですけど。