100分の1以下の確率

震災以降、自分の体調は二の次だった。
けれど、どうにも調子が良くないし、まさかと思ったら妊娠検査薬で陽性。
計算してみたら、11週の後半辺り。
つわりが遅かったから、気づかなかった!

ところが、産婦人科を受診したら、子宮内に胎のうが見えない。
100例に1件とも言われる子宮外妊娠でした。
大きさとしては、いつ卵管破裂を起こしてもおかしくなく、
診察して下さった先生は、エコーで確認してすぐに、緊急手術を考えたそう。
幸か不幸か、卵管に着床し、7週まで成長したけれど、そのまま流産したようで、
『陳旧性卵管妊娠』との診断。
ホルモンの値が低く、これ以上成長することはないので、体に吸収されていくのを待つことに。
ただ、大きくなりすぎているので、吸収されるかどうかも疑問が残るとか。
大量出血と激しい腹痛に襲われたら、即・緊急手術が待っています。
いつまでも変化がないようなら、やはり手術。
もしくは、抗がん剤を用いた治療法。

あまりない症例だと言われて、戸惑いの方が大きかった。
ほんの数日間だけの喜びで終わってしまって、抜け殻になってしまったみたい。
診察が終わって、次回の受診の説明を聞くときに、ようやく泣くことが出来た。
最初からなかった命とは、もう思えない。
運が悪かったにしろ、やはり心臓が動いてるところは見たかった。
生きていて欲しかった。
矛盾するけれど、赤ちゃんが生きていたら、私の命が危ない妊娠だというのは、理解している。
絶対に産むことが出来ないのに、授かった命。
その意味はなんだろう。
一生涯で、いくつ授かり、いくつ育てることが出来るんだろう。


失った苦しさは、いつまで続くんだろう。
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by keiko110 | 2011-05-10 23:09 | 子育て | Comments(12)

Commented at 2011-05-11 15:31 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2011-05-13 02:13 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by keiko110 at 2011-05-14 22:51
鍵コメさんへ・その1

うんうん、よくわかるよ。
確率なんて、実は当てにならない数字で、自分にとっては産めるか産めないかの2分の1なんだよね。
宿った赤ちゃんは、文字通り命がけで頑張ったのに、自分ばかり責めて、ちっとも考えてなんてあげていなかった。
ようやく気づいたのは、初めて自分の子どもを出産したとき。
トラブルがいっぱいあっても、育つ命は育つものなんだなって思った。

たとえ結果として流れてしまっても、その子を授かったのを知ったとき、ものすごく幸せな気持ちだったんだ。
あの高揚感を味わわせてくれただけでも、親孝行だと考えちゃうよ。

ありがとう。
出産報告、楽しみにしてるよ!
Commented by keiko110 at 2011-05-14 23:19
鍵コメさんへ・その2

大丈夫です!
コメント投稿されてます!!

私も過去には、同じ気持ちで過ごしていました。
後から結婚した友達から、妊娠の報告を聞き、出産報告の葉書を受け取り・・・よく気が狂わなかったな、と。
妊娠しにくい上に、継続も難しい体質なので、ひとり授かっただけでも奇跡みたいなものです。
だから今回のことで、また同じような気持ちを繰り返すのだとわかっているのが、既に辛いです・・・。

治療のため、ということで、私以上にこれからの不安感は大きいと思いますが、良い方向へと向かっていくように、願っています。
お体、お大事に。


また楽しい日記を読ませて下さいね(はぁと)
Commented by kabajirous mam at 2011-05-18 09:07 x
お久しぶりでした。
札幌にいるのかな?
幸せな気持ちをさせてくれる妊娠、でも本当に十月十日育って、無事に生まれるって奇跡なんだよね。
流れる経験があるので、次男ができて、おなかで育っているときは、ドキドキしていました。

今は体はどんな状態なんだろう?
赤ちゃんは、きっと今のKEIKOの体調では母子ともに良くないって考えたんだよ。そう思わなくっちゃ。赤ちゃんに命救われたんだよ。
きっと巡り巡って、また出会えるよ。
その日を信じて、今は、体を大事にしてください。
Commented by はな hotmam at 2011-05-19 01:15 x
久しぶり。
日記を読んで、圭ちゃんのこと考えてたよ。
レスが遅くなってごめんね。

失った苦しみ、痛みごと・・いつか想い出になるのかな。
私の周りは何年、何十年経っても、何かの拍子にほろりほろり・・・・・消えた命を愛おしむ声が聞こえるよ。

出産って本当に命がけだと思う。
赤ちゃんが助けてくれた体、大切にしてね。
いつか奇跡のような巡り合わせがあるよ。
姿が見えなくても、けいちゃんの心に寄り添ってるよ。

自分の心と体を労わってね。


Commented by keiko110 at 2011-05-23 19:08
>Kabaちゃん
今も札幌にいるよ。
全然連絡してなくて、ごめんね。
結局、痛みが激しくなって、20日に入院して手術だったよ。
やっぱり今は生まれて来られないってことだったんだろうね。
震災以降はいいことが本当になくて、イライラしてばかりだったけど、今回の事では命があるだけでも、どんなに有り難いか思い知らされた。
救われたって表現は合いすぎていて、怖いくらい。
いつかまた会える日まで、頑張って生きていかなくちゃね。
Commented by keiko110 at 2011-05-23 19:23
>はなちゃん
久しぶりだね。
こちらこそ、すっかり遅くなってごめんね。
入院前後は痛みとの闘いで、今日になって、ようやく一段落だよ。
生命の誕生って、冗談抜きで命懸けだし、それまでの過程も長いよね。
だからこそ、何年後でも、悔やんでしまうんだよね…。
深い悲しみは、深い愛情があってこそ。
また逢えると信じて、何度でも思い出してあげるつもり。
しばらくの間は、ゆったりと過ごすよ。

ありがとうね。
Commented by kaba at 2011-05-26 13:00 x
大変だったね。手術から1週間。少しは落ち着いた感じで安心しました。

連絡なんて、いつでもいいんだよ。
なんとなーくメールでもという気持ちになったらいつでもしてね。
Commented by 桃あんみつ at 2011-05-28 14:52 x
お久しぶりです。
その後体調はいかがですか?
桃あんも同じ経験をしたのを思い出していました。しばらくはゆっくりしてくださいね!
Commented by keiko110 at 2011-05-31 00:16
>kabaちゃん
心配してくれて、ありがとう(゜´Д`゜)
ちょっと聞きたいことがあるから、近いうちにメールするね。
気長に待ってってちょうだい。よろしく~。
Commented by keiko110 at 2011-05-31 00:29
>桃あんさん
開腹手術って、結構みんな受けてるけど、お腹の傷がこんなにも痛いとは予想外だったので(汗)、かなりダメージが大きかったです。
・・・とはいえ、人間の快復力も凄いと感じます。
桃あんさんも同じ経験をされてたんですね。
どれほどの時間が経っても辛いけれど、思い出してあげるのも、大切なことなのかも。
お互いに、無理しないでいきましょうね。